秋田県学術国際部・調査統計課(秋田市山王3、TEL 018-860-1254)は12月5日、各種指標の都道府県別順位ワースト3「秋田県が乗り越えるべき指標」を公表した。
同データは、人口、教育、健康、経済など7分野の統計数値で、「順位が明確になるもの」(同課の畠山さん)のうち、秋田県の全国順位が下位から3番以内の一覧表。秋田は、13項目でワースト1位、計37項目がワースト3以内となった。
同課は今年10月、「秋田県の日本一と全国ベスト3あれこれ」も公表したが、「秋田には悪い部分もあるはず。努力すべき項目としてリストアップすべきでは」との声もあったことから、「ワースト3」も初めて公表した。
畠山さんは「ベスト3を公表する自治体はあるが、ワースト3をリストにまとめた形で公表する例は珍しいのでは」とし、「ワースト項目については、現在、施策目標として事業展開している。単に悪い項目というのではなく、改善すべき目標として見ていただければ」と話す。
同データは、県のサイトでPDFまたはエクセルファイルで閲覧できる。