高齢者向けのフィットネスサロン「リハタイム秋田」(秋田市広面、TEL 018-853-7650)が5月上旬、横山金足線沿いにオープンした。
店舗面積は約18坪。乗馬フィットネス機器「ジョーバ」やバランスボール、平行支持台など県内では珍しい高齢者専用の各種フィットネス機器を導入した。店内のキャパシティーは約10人。
同社を運営するのは、菊池令子さんと雄輔さん親子。菊池令子社長は「自分の母親が骨折をした際、寝たきりになると医者に宣告されたが、リハビリによって歩けるまでに回復した。高齢者も訓練をすれば体力の維持・回復は可能」とし、「首都圏では盛んに行われている同様のサービスが秋田には無い」ことから起業を決意した。雄輔さんは「母親の起業への熱意」に接し、それまで勤めていた会社を退職。「あきた企業活性化センター」が主催する「創業準備支援室」に入居し準備の上、同社創業に参画した。
菊池社長は「当所はリハビリ施設ではないので、法律上医療行為にあたる『指導』はできないが、個々の希望に応じたフィットネスプランも提供している。高齢者が体を動かしながら語り合える交流サロンになれれば」と話している。
年会費は3,000円で、週1回コース(8,000円)、週2回コース(12,000円)、週3回コース(15,000円)を用意するほか、会員ごとの自由なプランづくりにも応じる。
営業時間は9時~18時(土曜は17時まで)。日曜、祝日定休。