
土産物企画販売を手がける「フルゥール」(秋田市土崎港中央6)のオリジナル商品「いぶりがっこチーズサンド」の累計販売数が8月中旬、100万個に達した。
秋田県地方で多く食べられる、いぶした大根などが材料の漬物「いぶりがっこ」。近年、チーズと組み合わせることで、ワインやウイスキーなど洋酒に合うことが知られるようになったことから、メニューに載せる飲食店やパッケージ商品を陳列する食品スーパーなどが増えた。
同社は、2018(平成30)年8月、スライスした秋田県産いぶりがっこ入りチーズをタラのすり身のシートで挟んだ長さ10センチほどの商品を発売。「感染症拡大期には『家飲み』需要を取り込むことができた」(高安恒治社長)ことなどから、同社の売れ筋商品になった。2019年8月には、表面を炙(あぶ)った商品もバリエーションに加えた。
仕入企画部の池田実さんは「チーズに交ぜるいぶりがっこの量や酒のつまみに合うチーズの形状など試作を繰り返して商品化にこぎ着けた」と開発を振り返る。高安社長は「今では類似商品が多く出回っているが、いぶりがっことスティック状チーズの組み合わせは当社が元祖」と胸を張る。
価格は470円(60グラム入り)。県内の道の駅や食品スーパーなどを中心に約400店で販売する。