「元気おやぢたちの千姓倶楽部」と「山内の文化を考える会」は7月19日、シャンソンライブを横手市山内中学校(横手市山内)で開催する。
「百姓が10人集まったので『千姓』倶楽部」というユニークなネーミングの同会は、山内地区特産の里芋「いものこ」などの栽培農家ら10人がメンバー。ライブは、秋田市在住のツアーコーディネーター・赤倉一善さんらがアドバイザーとなって、「秋田の農村で本格的なシャンソンなどの異文化に触れるのは楽しいはず」と企画。独特のハスキーボイスが人気のシャンソン歌手・MEGUさん、東京を中心にソロで活躍する尾藤ヨウコさん、日本を代表するシャンソン歌手のほとんどと共演経験を持つというピアニストの星野和正さんの3人を迎えて開催する。
「当初は『なぜシャンソンライブなのか』と考える人もいた」(赤倉さん)が、「打ち合わせを重ねるごとに地区全体が盛り上がった」ことから、ライブには、地元の中学生による吹奏楽団や有志による「御嶽清流太鼓(みたけせいりゅうだいこ)」の参加も決まった。
同イベントに企画で協力する「こめたび」(秋田市山王3)の鈴木社長は「山内はもともと、民謡や踊りも盛んで文化的素養が高く、幅広いジャンルの音楽を受け入れやすい地域」とし、「2月に行った農村ツアー後にも、もっといろいろなことをしたいという要望が多く寄せられた。山内の人は燃えるタイプ」だという。赤倉さんは「秋田の農村で、シャンソンやジャズなどの新しい風を吹かせたい。多くの皆さんに『農村でシャンソン』を楽しんでいただければ」と話している。
開演は19時。入場料は1,000円(中学生以下無料)。
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