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秋田のカレーパン専門店がコンセプト一新で1周年 流行グルメをいち早く

新コンセプトで営業を始めて1周年を迎えた「カレーパンの君島」(秋田市八橋本町3)の店主・小川直也さん

新コンセプトで営業を始めて1周年を迎えた「カレーパンの君島」(秋田市八橋本町3)の店主・小川直也さん

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 テイクアウト専門店「カレーパンの君島」(秋田市八橋本町3)が6月1日、新コンセプトの営業を始めて1年を迎えた。

カットフルーツなどを合わせる「グリークヨーグルトボウル」

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 カレーパンの専門店として、2023年2月に開業した同店。その後、6月に前店主から営業を譲り受けた小川直也さんと千夏さん夫妻が、カレーパン(300円)のみだったメニューを大幅に改め、「東京で流行の韓国グルメを秋田でも」と、コンセプトを変えて営業する。「カレーパンが目当てのお客さまを大切にしたいこと」などから、店名はあえてそのまま。

 モッツァレラチーズをもちもちとした食感の生地で包んで揚げる一口サイズの「チーズボール」(3個=390円、5個=650円)や、トッポギとソーセージを串に刺した「ソトクソトク」(300円)、甘辛いソースの「ヤンニョムチキン」、ハチミツとバターのソースの「ハニーバターチキン」(以上、4個=390円、8個=780円)、ソトクソトクやチキン料理などのセットメニュー「モッパンセット」(1,000円)など、インスタグラムでアンケートを取るなどしながらメニューを拡充した。

 クッキーなどをトッピングする「オレオチュロスアイス」「ロータスチュロスアイス」(以上、400円)や、溶かした砂糖でコーティングしたイチゴやブドウなどをカップで提供する「タンフルカップ」(480円)、わずかな振動で震えるほど柔らかく仕上げる「猫プリン」(550円)などのスイーツもメニューに加えた。東京・新大久保などで注目されて間もない「グリークヨーグルト」メニュー(900円前後)は、5月下旬に提供を始めた。

 両親が由利本荘市内でネパール料理店を経営するという直也さんは、「営業を譲り受けて以降、メニューを少しずつ増やしながら、イベント会場などへの出店を積極的に行った1年。流行のテイクアウトグルメを求めて来店する女性のお客さまが増えた」と振り返る。千夏さんは「東京のトレンドから遅れることの多い地元でも、お客さまにいち早く流行のグルメを届けられれば」と話す。

 営業時間は、11時~16時30分。月曜・木曜定休。

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