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秋田の銘菓を使いアート体験 老舗菓子店が看板商品50年ぶり刷新で

元パティシエのグラフィックデザイナーによる「さなづらアート」作例

元パティシエのグラフィックデザイナーによる「さなづらアート」作例

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 秋田の銘菓を使う「さなづらアート」体験会が7月8日、秋田市にぎわい交流館AU(秋田市中通1)1階フリースペースで開かれる。

記者の「さなづらアート」作例

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 創業1883(明治16)年の老舗菓子店「菓子舗 榮太楼」(本社・秋田市高陽幸町)の看板商品「さなづら」。1957(昭和32)年の発売以来、秋田銘菓の一つとして市民に親しまれる。

 ヤマブドウ果汁や寒天などが原料のゼリー状の菓子で、サイズは、縦7センチ・横4センチ・厚さ4ミリほど。シート状のため、添付する「ようじ」を使い小さく切り分けて食べる。

 今春、同商品が約50年ぶりのリニューアルを果たしたことに合わせ、かつて、地元の子どもらが自由な形に切り分けて食べていたことなどから「若い世代の皆さんに当商品の魅力を伝える機会になれば」と体験会を企画した。

 当日、切り分けやすいよう約15センチ角の「特大さなづら」を特別に用意。「秋田の風物」などを題材に思い思いの絵をようじで描いたあと、切り分けながら、酸味を抑えるなどリニューアルした菓子の風味をお茶と合わせて楽しむ。

 同社の小国輝也社長が、商品の歴史やリニューアルの経緯などについて解説するほか、元パティシエのグラフィックデザイナーが「さなづらアート」のコツを動画で伝える。

 作り終えた「作品」の写真は、SNSに投稿するなどし、優秀作品に賞品を進呈する。

 開催時間は、1部=14時~15時、2部=15時~16時の2回。定員50人。予約はメールフォームで受け付ける。参加無料。

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