「稲庭中華そば」の発売10周年を記念するイベントが6月17日、「稲庭中華そば秋田本店」(秋田市中通6、TEL 018-853-8121)で始まった。
製麺後、干して仕上げる稲庭うどんのような製法で作る、国産の小麦粉が原料のストレート乾麺。佐藤養悦本舗(湯沢市)が、2013(平成25)年に発売した。現在、家庭調理向けの商品(2人分、648円~)を販売するほか、つるつるしたのど越しや強いコシのある特長を生かし、メニューに使うラーメン店が秋田市などで営業する。
同商品の発売10周年を記念し、「湯の台食堂」(にかほ市)や「BASSOどりるまん商店」(羽後町)など人気ラーメン店の店主が、JR秋田駅近くの同店に集まり、比内地鶏ガラに北海道産干し貝柱と昆布を加え、湯沢市の醸造元・石孫本店のしょうゆを使うスープに、秋田県内産の小麦粉を使う麺を合わせる「プレミアム稲庭中華そば」や「あんかけ稲庭中華そば」(以上、1,100円)を150食ずつ提供する。
東京や大阪など県内外7店のラーメン店の店主らが一堂に会するトークイベントや、焼きそばやホルモン焼きなどを提供するイベントを店舗敷地で開く。
同店店主の犬塚智さんは「稲庭中華そばを愛する店主の皆さんと一緒にレシピを検討し、10周年にふさわしいメニューに仕上げることができた。この機会に当メニューを好きになってもらえればうれしい」と話す。
営業時間は、ランチ=11時~14時(土曜・日曜・祝日は14時30分まで)、夜間=18時~20時(金曜・土曜・日曜のみ)。月曜・火曜定休。
イベント開催時間は10時~18時(18日は15時まで)。トークイベントは定員に達したため募集終了。