秋田公立美術大学構内のアトリエももさだ(秋田市新屋大川町、TEL 018-888-8317)で、現在、非暴力などがテーマの展覧会「ANTIWAR #SP_RING_2023」が開かれている。
ロシアによるウクライナ侵攻など社会不安に対し、アートを通じたメッセージを送ることなどを目的に開く企画展。2022年10月の開催に続き2回目となる今回は、ベルギーやメキシコ、南アフリカ、中国など国外のほか、同大学に通う学生や卒業生、教員らを含む国内の芸術家50人以上が出展する。会期中、ワークショップやイベントの開催を予定する。アートに関わる市民が発行する「新聞」を配布する。
同展を主催するGAC(新屋大川町)担当の室津日向子さんは「世界各国から集まったアート作品をきっかけに人々がつながり、戦争などを身近なテーマとして考える機会にできればと企画した。会期中に出展作品は増えていく予定。足を運んでもらえれば」と呼びかける。「世界の情勢が落ち着くまで同様の展覧会を続けられれば」とも。
営業時間は11時~19時(土曜は17時まで)。日曜休館。入場無料。4月28日まで。