![「AKIBI ARTs MARKET(アキビ・アーツマーケット)」で作品を販売する秋田公立美術大学に通う佐々木きららさん、堀江侑加さん、狩野光凜さん、向中野美々さん(左から)](https://images.keizai.biz/akita_keizai/headline/1677238197_photo.jpg)
秋田公立美術大学(秋田市新屋大川町)に通う学生が制作した作品の展示販売会「アキビ・アーツマーケット」が2月25日・26日、秋田公立美術大学サテライトセンター(中通2)で開かれる。
鑑賞するだけではなく、作品の購入や所有を通した学生の創作活動に対する理解や啓発などを目的に、同大学とNPO法人アーツセンターあきた(新屋大川町)が合同で開く。
2年ぶり4回目の開催となる今回は大学生17人が出品し、絵画やイラスト、陶芸、木工などのほか、指人形として遊べる犬のぬいぐるみ、古着をアップサイクルした服飾小物など、さまざまなジャンルの作品100点以上を展示販売する。
学生が自ら付ける作品価格は、50円~50万円と幅広い。作品の売上は学生の創作活動に充てる。
卒業制作で描いた風景画がモチーフのインテリア用ライトを出品する同大学4年の佐々木きららさんは、「材料費と制作に費やした時間を考えて販売価格を決めた。手に取ってもらえればうれしい」と話す。
同NPO職員の土方大さんは「学生が自分の作品を販売する機会はあまりない。見て、買って、楽しんで、学生の創作をサポートしてもらえれば」と来場を呼びかける。
営業時間は10時~18時。入場無料。