恐竜がテーマの特別展「大恐竜展秋田 生命の鼓動を感じて」が7月23日、秋田県立博物館(秋田市金足鳰崎、TEL 018-873-4121)で始まった。秋田経済新聞などが後援。
主に小中学生の夏休みに合わせ、秋田テレビ(八橋本町3)と同博物館が開く企画展。同博物館が収蔵する恐竜化石17点の公開に加え、恐竜のモニュメントや骨格などの復元模型、恐竜がテーマのトリックアートなど約90点を展示する。
見どころは、ティラノサウルスの骨格を基に実際の動きを再現した全長5メートルの可動式模型や、「恐竜化石のホットスポット」とされる隣県の岩手県立博物館(盛岡市)から借り受けた恐竜の化石、恐竜模型の第一人者・荒木一成さんが手がける精巧な模型群など。
VR恐竜体験(500円)や化石発掘(1,100円)などの体験コーナー(300~1,980円)を設ける。フィギュアなど約600点の恐竜グッズ(130円~6,050円)を販売する。
23日、鹿角市から親子連れで来場した女性は「化石の展示が目当て。さまざまな形で恐竜を体験できて楽しい」と話す。
同博物館学芸員の大森浩さんは「子どもだけではなく幅広い世代の皆さんに楽しんでもらえる企画展。恐竜ロボットや大型模型、貴重な化石などを通して、地球の歴史にまで興味を深めるきっかけにしてもらえれば」と来場を呼びかける。
営業時間は9時30分~16時30分(入館は16時まで)。月曜休館(8月8日・15日は営業)。入場料は1,200円(高校生以下は800円、保護者同伴の未就学児は無料)。8月28日まで。