秋田市産の冷凍蒸し枝豆が、現在、秋田市・潟上市・男鹿市の3市の事業者の商品を扱う特産物通販サイト「あきたづくし」で隠れた人気商品になっている。
昼夜の気温差が大きいことなどから甘みと香りの強い枝豆ができる特長を生かし、茹でずに蒸し、味付けに男鹿産の藻塩を使うことで「枝豆本来の味を引き出した」という同商品(1キロ、2,000円)。
きりたんぽや稲庭うどん、いぶりがっこ、県産魚介加工品など、食品類を中心に計350点以上の特産品を扱う同サイトで、同商品の5~6月の販売数は7位。1週間単位では1番の売れ筋商品になることもあるという。
秋田中央地域地場産品活用促進協議会(山王1)から委託を受けて同サイトを運営するノースコマース(秋田市大町3)の高橋舞さんは「生産される枝豆の9割超が県外に出荷されているところ、当サイトの販売数の8割が地元のお客さま。夏に向けて注目が集まっている」と分析する。「7月中旬から割引期間を設けるので、お土産や贈り物、自分へのご褒美などにも利用いただければ」と話す。