秋田経済新聞の上半期PV(ページビュー)ランキングは、飲食関連記事が上位を占めた。
ランキングは、今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 秋田「塩ちゃんぽん」の人気店が33年の営業に幕(5/25)
2. 秋田・休業中の居酒屋でクレープ販売 店主妻が生地にこだわり(3/29)
3. 秋田の入浴宿泊施設が大幅改装 身近なワーケーション需要創出へ(4/8)
4. 秋田・角館にモンブラン専門店 地域性を生かし新名物目指す(3/12)
5. 秋田のオムライス・フレンチトースト専門店が移転 家族連れ向け個室も(3/24)
6. 秋田で北海道産小麦のカレーパンが人気に 東北初出店のベーカリーに行列(6/27)
7. 秋田・自衛隊通りのラーメン店が1周年 煮干し・豚骨・鶏油の特長生かす(4/22)
8. 秋田産野菜使う「サラダ」カフェ開業へ スムージー専門店の姉妹店(1/21)
9. 秋田の製パン会社が通販開始1カ月 「ふるさとセット」が好評(3/20)
10. 秋田に飲食新店「デリカトガクシ」 総菜のテイクアウト充実(6/29)
八橋エリアの入浴宿泊施設の大幅改装を紹介した記事(3位)を除き、ランキング上位10件のうち9件を占めたのは飲食関連記事。
秋田市の飲食街・川反の居酒屋が店舗の一部で始めたクレープ店(2位)や秋田駅前のピザ専門店が始めたキッチンカー営業(11位)などに加え、県民に馴染み深い製パン会社が始めたパンのネット通販(9位)や人気菓子店が導入したまんじゅうの個包装(19位)など、コロナ禍に始めた新業態や新サービスに多くの関心が寄せられた。中でも、山王エリアの居酒屋が、総菜のテイクアウトメニューを充実させて開業した新店は、6月30日の掲載から1日で10位にランクイン。
コロナ禍で流動的になった空き店舗や遊休スペースなどを活かした新店の開業(4位、6位、10位)や飲食店の移転(5位)が目立った一方、市民に親しまれたちゃんぽん店の閉店(1位)は、33年にわたり馴染んだ味との別れを惜しむ市民の声が多く聞かれた。
仙北市田沢湖で営業するフルーツジュースの2号店(8位)やチーズ工場を改装したジェラート専門店(15位)など、雄和エリアに相次いで開業した新店は、現在、休日などに多くの市民が足を運ぶ新たなスポットとして注目を集めている。