エプロンの展示販売会が、現在、アトリエ「and toiro」(秋田市大町3)で開かれている。
同展を開くのは、「高橋エプロン計画室」の屋号でエプロン作りを手がける大仙市在住の高橋志都子(高はハシゴダカ)さん。盛岡市内で2019年に開いた展示販売会の好評を受け、初めて秋田市内で開く。
造船業などで使われる丈夫さが特長の広島産の生地・尾道帆布やリネンを素材に作るエプロン(9,000円~1万1,000円)のほか、「軽くて風合いが良く、吸水性や速乾性に優れる」という手織りのインド産生地・カディー製の新作(1万1,000円)など約40点と、鍋つかみやコースターとして使える端切れを使う商品(500円)を展示販売する。高橋さんが制作したエプロンを業務に使う飲食店主や農家の写真も展示する。
「友人から依頼を受けたことをきっかけにエプロン作りを始めた」という高橋さんは、「シンプルなデザインが喜ばれているようだ。エプロンは、人それぞれの暮らしや場所に溶け込むもの。肩が凝らないよう首に掛けないタイプのエプロンを求める人もいる。長く使うほどに『いいな』と感じられる、あなただけの1点を見つけてもらえれば」と話す。
営業時間は11時~19時。6月26日まで。