西武秋田店(秋田市中通2)は5月21日、秋田新幹線こまちを輸送手段に使う弁当や生菓子などの販売を始める。
輸送に時間がかかることから、同店で販売することが難しかった、東京などで製造される弁当や和洋菓子などの日持ちの短い食品類。新幹線を輸送に使うジェイアール東日本物流(東京都墨田区)の列車便サービス「はこビュン」を利用することで、商品の輸送から店頭への陳列まで約4時間で終えられることから、商品の定期的な輸送手段として採用し、都内などで「デパ地下グルメ」として人気の食品類の販売を決めた。
JR東京駅発、10時24分秋田駅着の秋田新幹線こまち1号、同11時25分着の5号、同13時2分着の11号の3本の新幹線で、「なだ万厨房」「日本橋弁松総本店」「とんかつ まい泉」「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」「叙々苑」などの弁当と和菓子などを輸送。県内では初めて販売する6ブランド・23種類を含む8ブランド・26種類の商品を販売する。
商品を入れ替えながら、毎週水曜・土曜の11時30分から販売する。