秋田県湯沢市の伝統工芸「川連(かわつら)漆器」の企画展が4月15日、アトリオン(秋田市中通2)で開かれる。
川連漆器青年会が、2021年に続き秋田市内で開く漆器の展示販売会。今年は「おらだの漆器展」と題し、佐藤昭仁さん、佐藤渉さん、高橋圭さん、佐藤慶太さん、佐藤史幸さん、佐藤哲郎さん、高橋正晃さん、佐藤雄太さん、佐藤光さんの同青年会メンバー9人が手掛けるお椀や皿、コップ、弁当箱、重箱などの食器類のほか、アクセサリーなど約1000点の漆器(1,000円~10万円)を出展・販売する。漆器の修理も受け付ける。
日本コカ・コーラ(東京都渋谷区)が展開する伝統工芸品の若手職人支援プロジェクトを受けて制作した新商品のコップと皿の完成品のお披露目も行う。
同青年会メンバーで佐藤善六漆器店(湯沢市)の佐藤哲郎さんは「川連漆器の魅力を伝えられるよう多くの作品を出展する。普段は店頭に立つことの少ない若手職人と直接話をしていただける機会。皆さんに足を運んでもらえれば」と呼びかける。
開催時間は10時~17時(最終日は16時まで)。4月18まで。