秋田米の新品種のみを原料に使う「サキホコレきりたんぽ」が11月13日、数量限定で発売される。
来年秋の本格販売を前に11月6日、先行販売が始まった秋田米の新品種「サキホコレ」。きりたんぽの製造販売などを手掛ける斎藤昭一商店(秋田市楢山城南新町)が、新品種を100%使うきりたんぽの新商品として初めて商品化する。
これまで同社が原料に使ってきた秋田県産あきたこまちと品種の特長が異なることから、炊飯時の水加減やご飯の練り具合、焼成時の火加減などの調整を重ね、新品種米の特長を生かした商品に仕上げた。長さは、同社既定の16.5センチ。パッケージは「秋田米の最上位品種らしく、シンプルで上品なパッケージにこだわり、焼き目の付いたきりたんぽの美しさが見えるよう工夫した」(同社販売部の丹亜紀子さん)。
「香りの良いサキホコレの特長をきりたんぽに生かした。鍋にして食べると、歯切れ良くモチモチ感のあるサキホコレらしさが際立つ」と丹さん。「あきたこまちを使う商品と食べ比べも楽しんでもらえれば」とも。
価格は580円(1本65グラム、5本入り)。90キロほど調達した原料米に限りがあるため、数量限定で販売する。秋田ステーションビル・トピコ(中通7)とイオンスタイル御所野(御所野地蔵田1)内の同社直営店で扱うほか、ネット通販にも対応する。