秋田の駅弁をモチーフにした菓子が10月8日、JR秋田駅などで限定販売される。
JR東日本秋田支社(秋田市中通7)と駅弁の製造販売を手掛ける関根屋(東通1)が、県産食材などを使い展開する駅弁「秋田のんめもの弁当」の「スイーツ編」として企画した。製造は、和菓子の練り切りで作るユニークな商品開発で知られる菓子会社「かおる堂」(川尻町大川反)。
練り切りで作る「秋田味噌の豚肉漬け焼き」「サケの麹漬け焼き」「いぶりがっこ」、マロンクリームとキャラメルコーヒーソースで作る「角館御狩場焼き」、生クリームとスポンジケーキで作る「あきたこまち」など、県内の郷土料理や食材を菓子で再現。アスパラは「きな粉棒」、海苔は「チョコレート」で作り、横13.5センチ・縦7センチ・高さ4.3センチの「弁当箱」に盛り合わせた。掛け紙も駅弁に似せた。重さは約100グラム。
「秋田に来た記念や贈り物向けに企画した。箸で食べてもらえれば」と関根屋の担当者。
価格は700円。JR秋田駅中央改札前のニューデイズ秋田ぽぽろーど店や同大曲店(大仙市)、同角館店(仙北市)、秋田駅ビル内弁当売店・関根屋で販売する。限定500個。