秋田県の移住希望者向け企画「秋田移住オンラインツアー」に、現在、延べ44組が応募している。
県が、人口減少対策の一環として、6市町と連携して取り組む移住希望者向けプロモーション事業。今年は、新型コロナ感染症拡大の影響により、9月11日からオンラインを使って展開する。
移住を呼び掛けるのは、鹿角市・にかほ市・北秋田市・能代市・羽後町・由利本荘市の6市町。近所付き合いの場や学校のホームルームになぞらえたり、婚活イベントを交えたりするなど、市町ごとにアイデアを凝らし、地元住民や移住した市民との交流の場の提供を通じてPRする。7月下旬から参加者を募り、これまでの応募は述べ44組(8月31日現在)。
県移住・定住促進課の高橋祥子さんは「子育て世代を中心に移住PR動画を用意する市もあるなど、それぞれの市町が独自に企画したことから、特色ある内容がそろった。一部募集を締め切った回もあるが、当県への移住を検討している皆さまのニーズに合わせて参加いただければ」と呼び掛ける。
参加申し込みは、JTB秋田支店(TEL 018-862-6193)まで。