幽霊などを描いた浮世絵の企画展「怖い浮世絵展」が7月10日、秋田県立美術館(秋田市中通4、TEL 018-853-8686)で開かれる。秋田経済新聞などが後援。
葛飾北斎や歌川広重、歌川豊国、歌川国芳、月岡芳年など、江戸後期から明治にかけて時代を代表する浮世絵師が描いた肉筆画を含む作品を展示する。学芸員らがトークセッションするほか、よしもと住みます芸人のきり亭たん方さんが怪談落語を上演する。
同美術館の担当者は「江戸時代の終わりに起こった怪談ブームから、浮世絵にも幽霊やお化けが描かれるようになった。浮世絵師たちの豊かな想像力で描かれた、恐ろしく、おどろおどろしい怪異の姿を楽しんでもらえれば」と来館を呼び掛ける。
開館時間は10時~18時(入館は17時30分まで)。学芸員トークは、7月10日・17日、8月21日の14時~14時30分。怪談落語は、7月11日の10時30分~11時30分と13時~14時。入館料は1,000円(前売り=800円)、高校・大学生800円(前売り=600円)。中学生以下無料。9月5日まで。