秋田のご当地ヒーロー「超神ネイガー」のツイッターフォロワー数が、昨年末から1月にかけて10万件に定着した。

新型コロナウイルス感染拡大防止へ向けて発信した超神ネイガーのツイート

　2011（平成23）年5月にアカウントを開設し、秋田の方言で「それではまた会いましょう」を意味する「へばな」でしめるスタイルでツイートするネイガー。

　昨年10月23日、フォロワー数は初めて10万件に達したが、その後、微減と微増を繰り返し、昨年末から今年にかけて10万件に落ち着いた。1月7日現在のフォロワー数は10万268件。

　「秋田を守るヒーロー」らしく、秋田県内のトピックを中心に投稿するツイートは、これまでに9100件超。文字でイラストを表現するアスキーアートを使った投稿や、「きりたんぽの日」を定着させようと11月11日へ向けたカウントダウン投稿、ネイガー自身が取り組む稲作作業に合わせたハッシュタグ「＃田ウェーイwww」を付けた投稿は、毎年、農繁期にツイッター上をにぎわすまでに広がった。

　新型コロナウイルス感染拡大の防止へ向けて、フリー素材サイト「いらすとや」のかわいらしいイラストを使いながら「（特に高齢者は注意しないと）死ぬぞ」などの強いメッセージで、県境をまたぐ移動の自粛などを呼び掛けた昨年4月の投稿は、注目を集めた。

　今年、活動16年目を迎えるネイガー原作者の一人・高橋大さんは「せめて秋田県の人口を超えるフォロワーがいなければ、真に秋田のヒーローとは言えない。慢心せず、今後も秋田の話題を楽しく発信し続けるよう精進してもらいたい」と、ネイガーにエールを送る。