秋田市川尻の住宅に設けられた高さ3.6メートルのガンダム模型が、現在、通行人を楽しませている。
ガンダム模型を制作したのは、「自宅前にアニメキャラクターの雪像を作ったことをきっかけに、ものづくりの楽しさに目覚めた」と話す会社員の川村剛さん。
「通年で飾ることができる模型を」と独学で研究し、1月には等身大のドラえもんとドラミちゃんの模型を自宅前に設けた。
現在、通行人を楽しませているのは、ドラえもんの模型の3倍のサイズに当たる高さ3.6メートルのガンダム。市販のプラモデルから寸法を割り出し、等身大のガンダムの5分の1スケールで、約4カ月かけて完成させた。
川村さんは「倒壊や事故を防ぐため、素材の強度や固定方法にも気を配り、警察の確認も得て設置した。近隣の小学校に通う子どもたちや通行人の皆さんに楽しんでもらっているようだ。静かな名所になれば」と話す。「新作も作りたいが、自宅の敷地内に設置できる場所がないのが悩み」とも。