廃線鉄道のレールをコースに専用の人力車両を走らせるイベント「レールバイクまつり in 茂内駅」が10月25日、旧小坂鉄道茂内駅(大館市)で開かれる。
2009(平成21)年に廃線となった旧小坂鉄道を地域資源として生かすことなどを目的に、レールバイクの運営に取り組むNPO法人大館・小坂鉄道レールバイク(大館市)が主催し、茂内屋布町内会が共催する。
中学生以上の2人1組を1チームに、100メートルの直線区間(往復)を2台のレールバイクを並走させ、往復200メートルのタイムをトーナメント形式で競うレースのほか、レールバイクの無料体験会、茂内駅鉄道解放見学会、森林鉄道客車部材展示会などを予定する。先着で、きりたんぽを振る舞う。
同NPO事務局の小棚木(おだなぎ)政之さんは「新型コロナウイルス感染症拡大の影響から、現在、レールバイクの常設運行を中止しているが、当地域の社会活動として感染対策を図りながら企画した。昨年に続き2回目となるレールバイクレースは、賞品にも期待いただければ」と参加を呼びかける。
開催時間は10時~14時。レース参加には、保険料として500円が必要。問い合わせは、同NPO(TEL 080-1838-4005)まで。