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名物駅弁「牛めし」を直販 秋田の老舗仕出し店が市内デリバリーも

1902(明治35)年から親しまれる「特製牛めし弁当」

1902(明治35)年から親しまれる「特製牛めし弁当」

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 関根屋(秋田市東通1、TEL 018-833-6461)は5月1日、「特製牛めし弁当」のデリバリー販売を始めた。

昭和30年代に使われた「特製牛めし弁当」掛け紙

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 スープで煮込んだ牛肉と糸こんにゃくを白米に乗せる、昔ながらの「牛めし」。

 1902(明治35)年の発売以来、秋田駅の名物弁当として観光客や市民に親しまれるが、新型コロナウイルス感染症拡大防止策の影響を受け、駅利用客が大幅に減ったことから、販売数は昨年同期比で半減した。

 玉子焼きをトッピングしたテークアウト向け商品を同社で直販することを決めた。5個以上の注文には、秋田市内を配達エリアにデリバリーにも対応する。

 昭和30年代に使われたレトロな掛け紙で販売する。

 「創業当初から販売を続ける当社自慢の名物弁当。家庭や職場でも味わっていただければ」と金子達也社長。

 価格は900円。受け取り前日の14時までに予約が必要。

 営業時間は8時30分~16時(配達は9時から)。

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