熟成古酒のイベント「YAMABUKI BAR(ヤマブキバー)」が2月27日、居酒屋ひげだるま(秋田市手形山崎町、TEL 018-827-5490)で開かれる。
フランス・パリの三ツ星フレンチレストランに限定出荷される熟成古酒「Yamabuki 1988」
明治期以前に高級酒として親しまれた長期熟成日本酒「熟成古酒(熟成酒)」の復権を目指し、30年にわたり製造に取り組む金紋秋田酒造(大仙市)が開く。
世界最大規模の酒類品評会「IWC(インターナショナルワインチャレンジ)」の日本酒部門で2009(平成21)年、純米酒や大吟醸酒などを抑えて最高賞を受賞したのを皮切りに、パリの三ツ星フレンチレストランに納品されるなど、主に国外で注目を集める同社の熟成古酒銘柄「山吹」。
県内では提供する飲食店が少ないことから、「地元の皆さんに体験いただくことが大切」(同社・佐々木孝社長)と、昨年11月に続きワークショップ形式のイベントを企画した。
佐々木社長の熟成古酒にまつわるエピソードトークを交えながら、同店店主の湊直人さんが熟成古酒に合わせて用意する料理をコース形式で提供するほか、熟成古酒の品質を安定させるために行う、日本酒のブレンドを体験するワークショップも開く。
パリの三ツ星レストランのみに出荷する銘柄「Yamabuki 1988」も特別に提供する。
開催時間は19時~21時。参加費は5,000円。定員20人。事前予約が必要。申し込みはホームページで受け付ける。