観光土産品のバイヤー向け展示会が2月19日・20日、秋田市内で開かれ、土産物販売店の担当者ら多くの関係者が来場した。
観光土産品などの企画・販売を手掛ける「フルゥール」(土崎港中央6)が毎年2月、業者向けに開く土産品の見本市。
今年は、郷土漬け物を使った「いぶりがっこチーズラー油」(700円)や海藻「ギバサ(アカモク)」が原料の「ぎばさこんにゃく」(500円)など、県産食材を使う加工食品類を多く展示。
男鹿市芦沢地区のなまはげがモチーフのストラップや、秋田市土崎地区で行われる国の重要無形民俗文化財「土崎港曳山まつり」の武者人形を模したストラップ(以上350円)などの雑貨類と合わせ、新商品60点を含む約2000点を出展した。
高安恒治社長は「土産品を通して、県外から訪れる観光客の皆さんに秋田のことを知っていただけるような商品を企画している。これまでなかった土崎曳山まつりのストラップは、地元の皆さんにも喜んでいただけるのでは」と話す。