飲食イベント「アキタ・バール街」が9月28日、秋田市内の飲食店などを会場に開かれ、1600人以上の市民が飲み歩きと参加者同士の交流を楽しんだ。
ミュージシャンが参加店を回る「流し」演奏で盛り上がる秋田市内の居酒屋店内
あらかじめ購入したチケットで料理とドリンクを楽しみながら、最大5軒の飲食店を回るイベント。8年目を数える今年は、山王エリアから秋田駅前までのレストランやカフェ、居酒屋など新規参加店16店を含む66店が参加して開かれた。
大町2丁目のイベント広場で開かれた、秋田県産の生ハムや日本酒、地ビールなどを振る舞うイベントには約400人が列をなしたほか、5時間ほどで500人以上が来店する人気店も現れた。県内を拠点に活動するミュージシャンやダンスグループが参加店を回りながら「流し」の演奏や踊りを披露するなどし、イベントを盛り上げた。
イベントを統括する武内伸文さんは「参加いただいた皆さんと参加店のご協力で、今年も多くの笑顔がまち中にあふれた。今年は初めて、参加者の移動向け車両にGPSを設けるなど利便を高める仕組みにも取り組み、約1000人の皆さんに利用いただいた。これからも魅力的な地域づくりに取り組んでいくことができれば」とイベントを振り返る。