8月3日に開幕を控える「秋田竿燈(かんとう)まつり」に合わせて現在、市内各所で飲食イベントや屋台の出店準備が進められている。
国の重要無形民俗文化財「秋田竿燈まつり」。開催4日間で県内外から足を運ぶ約130万人(2017年)の来場者に立ち寄ってもらおうと、JR秋田駅から竿燈会場の山王エリアまでの導線にある屋外広場や駐車場に多くの飲食屋台が立ち並ぶ。
例年、秋田市役所駐車場(山王1)や県産業会館跡地(中通1)、大町イベント広場(大町2)、仲小路商店街などで市内飲食店や地元の食品加工会社など10~40店ほどが出店する飲食イベントが開かれるほか、近年は、大通りに面した企業の駐車場などを利用した飲食屋台も増えた。
今年は初めて、健康レストラン「山王デリカテッセン」(山王2)とダイニングバー「サミット」(山王1)が連携し、ローストポークやピザ、総菜の盛り合わせなどのバルメニューや地ビールを山王胃腸科駐車場(山王2)で提供する。
山王十字路近くのオフィスビル駐車場(旭北栄町)で、鳥白湯風や京風の出汁の「おでん」を提供するサーバー会社「エスツー」(中通3)の担当者は「おでんの販売に向けて本格的な屋台を制作した。手に入りにくい日本酒も用意する。居酒屋のような感覚で楽しんでいただけるのでは」と利用を呼び掛ける。
「秋田竿燈まつり」は8月6日まで。