秋田公立美術大学(秋田市新屋大川町)とNPO法人「アーツセンターあきた」(同)は7月、高校生グループが企画した合宿「U18クリエイティブキャンプ」を行う。
今春、高校生の視点から秋田の魅力を発掘・発信することを目的に「秋田県内で行う面白い合宿プラン」を全国の高校生グループを対象に公募。応募のあった13団体から、箭内道彦さんや齋藤精一さんら著名クリエーターの審査で選ばれた3団体が、7月下旬から県内を舞台に合宿を行う。参加グループと合宿プランの内容は以下の通り。
秋田県内で出会う1000人にインタビューを行い、写真や動画でまとめる「荒川商業高校」(東京都足立区)の7人のグループ、里親の理解促進などを目的に児童養護施設の子どもと一緒にキャラクターをデザインして関係団体などへの提案する「大阪市立工芸高校」「レコールバンタン大阪校」「松原高校」(以上、大阪府)の5人のグループ、秋田県の魅力をアートワークやデザインで表現するなどして地域交流に活かす「エクセラン高校」(長野県)の7人のグループ。
終了後、それぞれのグループが合宿内容を3分ほどにまとめたプレゼンテーション資料を基に、審査員が最優秀団体を選ぶ。資料は秋田公立美術大学サテライトセンター(中通2)に展示予定。