秋田市の自家焙煎(ばいせん)コーヒー豆専門店「アラジン珈琲」(秋田市川元山下町、TEL 018-863-7333)が4月22日、開業25周年を迎える。
市内在住の大島潤二さんが1993年に開業した同店。1996年には「泉店」(泉北2)も開業し、現在、長男の靖さんが代表を務める。
焙煎機を備える約16坪の店内に並ぶコーヒー豆は、開業当初から販売する同店オリジナルブレンド「アラジン」(100グラム=500円前後)や「季節に合わせた味わいを追求する」という月替わりブレンド、ストレート(同=600円~1,000円前後)など約30種。近年、世界的に注目を集める「ゲイシャ」(同=2,000円前後)などの商品も扱う。
「コーヒーの多様な楽しみを地元で紹介したい」と2016年11月、エチオピア大使を招いたイベントを市内で開くなどコーヒー文化の普及活動にも取り組む靖さん。「近年は、原産国だけではなく、農園や区画などによる差別化のほか、品種や製法も細分化され、流通するコーヒー豆の品質は全体に向上している。『スペシャリティー』などの言葉が広がる以前から、扱う豆の品質と自家焙煎にこだわってきた当店のコーヒーを皆さんに楽しんでもらえれば」と話す。
営業時間は10時~19時(泉店は18時まで)。定休日は、山王店=日曜、泉店=月曜。