旧渡邊幸四郎邸(秋田市新屋表町)で1月28日、秋田県内を拠点に活動するバンド2組が共演するトークとライブの複合イベントが開かれる。
秋田公立美術大学(新屋大川町)の岩井成昭教授のグループが、アートマネジメントができる人材の育成などを目的に展開するアートプロジェクト「AKIBI plus」の一環として、「辺境音楽の逆襲」と銘打ち企画した。
秋田市を拠点に活動し、昨年10月に6枚目のCDアルバム「マカロニ」をリリースしたロックバンド「halos(ハロス)」と、2016年に発売したCDアルバムが音楽専門誌の年間ベストアルバム・レゲエ部門で1位を受賞した「英心&The Meditationalies(メディテーショナリーズ)」の2組が「裏テーマとしての秋田」をテーマにトークを繰り広げるほか、ライブ演奏も披露する。
「halos」で作詞作曲を手掛けるボーカルとギター担当の草階亮一さんは「東京というよりは、地元と対峙(たいじ)する意識で活動している。ローカルの見方に対する思いを伝えられれば」と話す。
同プロジェクト事務局の担当者は「3年間続ける当プロジェクトとしても初めての音楽イベント。地元の人気バンド2組がそろいトークする貴重な機会。皆さんに足を運んでもらえれば」と参加を呼び掛ける。
開催時間は14時~16時30分(13時30分開場)。入場無料。定員40人。