国際教養大学(秋田市雄和)卒のソウルシンガー・塚本タカセさんの凱旋コンサートが5月28日、旧切石小学校体育館(能代市)で開かれた。
同大学に在学中、ロックを中心に音楽活動をしていた能代市出身の塚本さん。授業でゴスペルミュージックに触れたことをきっかけに、ブラックミュージックに傾倒し、卒業後は、主に東京都内で音楽活動に取り組む。学生時代からの友人3人で、レコードレーベル「カットストーンレコーズ」も立ち上げた。レーベル名は、塚本さんの出身地「二ツ井町切石」から。今春、ニューヨークでレコーディングしたアルバム「GOLD」を発売した。
会場となった塚本さんの母校の小学校体育館に集まった約100人の観客を前に、塚本さんは、ピアノやギターの弾き語りやアカペラを披露。塚本さんが故郷への思いを語りながら、思わず涙ぐむ場面も。
塚本さんは「凱旋というにはまだまだ。愛する地元でたくさんのライブを行えるようになれれば」と母校での演奏を振り返った。