開発途上国の妊産婦支援などが目的のチャリティーランニング大会「ホワイトリボンラン」が3月5日、秋田市内で開かれる。
食糧や保健医療サービスの不足などを理由に健康や生命の危機にさらされる開発途上国の妊産婦を支援する「ホワイトリボン運動」。現在、団体や個人が約150カ国で活動に取り組む。国内では、国際協力NGOジョイセフ(東京都新宿区)が支援を呼び掛ける。
ネパールやミャンマー、タンザニア向け支援金を集めることなどを目的に同NGOが、東京都江東区有明・お台場エリアをメイン会場にランニング大会を企画。趣旨に賛同するランニング団体などがある国内12カ所でも同時開催する。
国内最北の開催地となる秋田市では、約40人が参加予定。中通から南大通り、千秋公園お堀、秋田駅前を回る約4キロのコースを走る。
市内での開催を運営する、ランニンググループ「Good Morning RUN in AKITA」代表の木村志帆さんは「団体で走るグループランは、1人で走るのとは違った楽しさがある。当大会を通して、生きていられることや走れることへの感謝の気持ちを改めて考えるきっかけにできれば」と意気込みを見せる。