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秋田と山形東根の交流進む 伝説のキツネ「与次郎」が取り持つ縁で

伝説上のキツネの飛躍「与次郎」がモチーフのキャラ像

伝説上のキツネの飛躍「与次郎」がモチーフのキャラ像

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 伝説上のキツネ「与次郎」が縁の市民間交流が現在、秋田市と山形県東根市で進められている。

秋田市中心市街地にある複合施設のマスコットにもなる「与次郎」

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 江戸時代、秋田の佐竹藩に仕えていたとされるキツネの飛脚「与次郎」。秋田・江戸間を6日間で往復し、東根で息絶えたとの物語が両市で語り継がれている。

 両市内に「与次郎稲荷神社」が残されているほか、秋田市中心市街地の複合施設「エリアなかいち」(中通1)のマスコットキャラのモチーフになったり、東根では与次郎が題材の市民ミュージカルが公演されたりするなど両市民に親しまれている。

 昨年、秋田市議会議員の武内伸文さんが東根を表敬訪問したことをきっかけに決まった交流事業。6月5日に東根で開催予定の「さくらんぼマラソン」に武内さんがランナーとして出場するほか、7月に秋田市内で開催予定の「与次郎駅伝」のPRを兼ねてマスコットキャラ「与次郎」も同行するなど交流を図る。

 武内さんは「東根で観覧したミュージカルも素晴らしい内容だった。与次郎が取り持つ縁を通じて両市民の親交を深めることができれば」と話す。

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