秋田市仲小路商店街に10月中旬、セレクト書店「中通書店」(秋田市中通2)がオープンした。
「ゆっくり試し読みができるように」とイスを設けた「中通書店」店内
店主は、神奈川県から秋田市に移住した河瀬悠さん。秋田公立美術大学の松本研一教授の著書「モノの輪郭」(ブイツーソリューション)の中で紹介されていた秋田の様子に興味を持ったことをきっかけに移住を決め、6月から開業準備を進めてきた。
これまでバーやカフェに使われていた生花店2階の約18坪の店内に、デザインや人文分野を中心に河瀬さんがセレクトした書籍をそろえる。「ゆっくり試し読みしてもらいたい」とイスを6脚ほど設け、来店者にコーヒーのサービスも。
県外の顧客とネットを通じて仕事するウェブ系エンジニアが本業の河瀬さん。「買わなくても構わないので、フラリと立ち寄ってもらえれば」と来店を呼び掛ける。
営業時間は9時~21時。