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秋田で地元出身の日本画家「寺崎廣業」展 2期に分け56点展示

秋田市立千秋美術館で開催中の「生誕150年記念 寺崎廣業展」

秋田市立千秋美術館で開催中の「生誕150年記念 寺崎廣業展」

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 秋田市立千秋美術館(秋田市中通2、TEL 018-836-7860)で現在、「生誕150年記念 寺崎廣業展」が開かれている。

「生誕150年記念 寺崎廣業展」会場の様子

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 近年発掘された琳派風の屏風「春秋花卉図」や東大寺蔵の「大仏開眼」などの大作のほか、取材スケッチ、草紙の原画など56点を2期に分けて展示する。

 秋田市出身の寺崎廣業は、明治期から大正期にかけて歴史画や美人画、風景画などさまざまな画法の作品を残した。旧文部省美術展覧会審査員や帝室技芸員を務めるなど美術界で貢献したことでも知られる。

 「寺崎廣業は日本画壇のトップに上り詰めたが、地元ではあまり知られていない。お酒が好きで、酔うと気前が良くなる気質や、多い時には300人の弟子を抱えるなど面倒見の良かったことでも知られる。地元出身の寺崎廣業に興味を持っていただければ」と学芸員の松尾ゆかさん。

 開館時間は10時~18時(入館は17時30分まで)。入場料は1,000円(学生700円、高校生以下無料)。前期展示は10月10日まで。展示替え後、後期展示は10月12日~11月6日。

 10月1日、8日、22日、企画展示室内で松尾さんのギャラリートークを予定する。開催時間は14時~。

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