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秋田の老舗ラーメン店「えびや」閉店へ スープにこだわり22年間の歴史に幕

22年間、秋田市民に親しまれた「らーめん処えびや」店主の斎藤清美さん(右)と奥様

22年間、秋田市民に親しまれた「らーめん処えびや」店主の斎藤清美さん(右)と奥様

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 秋田市の官庁街にある老舗ラーメン店「らーめん処えびや」(秋田市山王2)が5月14日の営業を最後に閉店する。

秋田市民に22年間親しまれた「ぴり辛たんたんめん」

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 1993年に店主の斎藤清美さんが開業し、トンコツを5時間かけて煮出したスープに辛みそを加えた看板メニュー「ぴり辛たんたんめん」や「辛子高菜醤油らーめん」「辛子高菜みそらーめん」などが人気の同店。官庁街にある立地から平日はサラリーマン、週末には家族連れでにぎわう人気店として親しまれた。現在、閉店を聞きつけたファンで開店前から行列ができる。

 「アルバイトを雇うこともあったが、1人で切り盛りすることに限界を感じた」と閉店の理由を明かす斎藤さん。常連客からは「寂しくなる。これから昼食はどこで食べればよいのか」と閉店を惜しむ声も寄せられている。

 「こだわりのスープは22年間、変わらぬ製法で変わらぬ味を提供し続けてきた。長い間支えてくださった地域の皆さん、常連の皆さんには感謝の一言しかない」と22年間を振り返る。

 営業時間は11時から。スープが無くなり次第終了。

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