ノースアジア大学(秋田市下北手、TEL 018-836-1433)は今春、「ジャーナリズムコース」を新設する。
法学部に新設する同コースは、法律の視点からとらえた社会的リスクやトレンドの分析などを通じて、取材や発信の技術を学びながら法的素養を身に付けることを目的としたもの。講義では、放送局の番組制作者や新聞社の記者など「現場のプロ」も講師陣に加わるという。
カリキュラムには、「報道が社会を変える」をテーマとする「ジャーナリズム論」や「メディア論」、キャスターやナレーターなどの音声表現者に必要な発声・発音の基礎を学ぶ「キャスター論」のほか、コントなどの「お笑い」や「エンターテインメント」を歴史的に考察する「番組制作論」では、漫画やアニメを「大衆の集合的無意識の産物」の観点から分析・研究し、現代文化における「笑い」の意味を探究するという。そのほか、情報番組などの制作実習も行われる。
同大学小泉健学長は「学生の皆さんには『ジャーナリズムの仕事に就く』という難関に挑んでもらいたいと同時に、取材・調査した情報を表現する力は、企業の営業や公務員としても役立つと思うので、広報のセンスや情報を分析する力を磨いてほしい」と話している。
同大学は今春、「観光学科」も新設。「大学として学生の多様なニーズに応えていきたい」(広報担当者)としている。
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