「エリアなかいち」(秋田市中通1)で8月17日、第97回全国高校野球選手権大会の秋田商業・仙台育英(宮城)戦パブリックビューイングが開かれ、集まった市民が大きな声援を送った。
1935(昭和10)年の第21回大会以来80年ぶり、秋田県勢としても20年ぶりの8強入りを果たした秋田商業高校を応援しようと、約80人の市民が同施設商業棟の壁面に設けられた大型ディスプレーで観戦。
両校の一投一打に歓声とため息が響く中、5点差で迎えた9回裏。秋田商業は3点差まで詰め寄る粘りを見せたが、6対3で惜しくも敗れた。
会場で観戦した市内在住の60代の男性は「今日は途中交代となったが、秋田商業の成田翔投手の好投が印象的だった。最後までよく頑張った」と健闘をたたえた。