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バーチャル和室空間で「座禅」 秋田市の企業がソフト開発

バーチャルリアリティーコンテンツ「VR THEZEN(ブイアール・ザゼン)」画面とヘッドマウントディスプレー(写真右)

バーチャルリアリティーコンテンツ「VR THEZEN(ブイアール・ザゼン)」画面とヘッドマウントディスプレー(写真右)

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 3DCG制作などを手掛ける「ゼロニウム」(秋田市山王6、TEL 018-874-8022)は7月上旬、バーチャルリアリティーコンテンツ「VR THEZEN(ブイアール・ザゼン)」を公開した。

バーチャル座禅を楽しむ「超神ネイガー」

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 広視野角で頭の動きに表示が追従する仕組みのヘッドマウントディスプレー「OculusRift(オキュラスリフト)」を活用し、和室に水の音などのBGMを組み合わせた仮想現実空間で「座禅」を体験できる。

 7月1日~3日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれた「プロダクションEXPO」で初めて公開したところ、100人以上が体験するなど注目を集めた。

 「ヘッドマウントディスプレーを使ったコンテンツは、ジェットコースターやホラーなど激しい内容のものが多く、使用者によっては酔ってしまうこともある。高齢者でもゆったりと長時間楽しむことができるコンテンツとして開発した」と同社の伊藤茂之社長。今後、製品化へ向けて開発を続ける予定。

 「秋田市にぎわい交流館AU」(中通1)で7月20日に開催予定の「中小企業応援フェスタ 2015」で、県内では初めての体験会を開く。開催時間は10時~17時。入場無料。

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