秋田拠点センター・アルヴェ(秋田市東通仲町)で3月1日、NPO法人やボランティア団体のPRイベント「アルヴェ市民活動フェスタ2015」が開かれた。
秋田県内を拠点に活動するNPO法人やボランティア団体が市民と交流を図り日頃の活動をPRする場として例年、「秋田市民交流プラザ」(同)が開いている同イベント。今年は、イベント内容を掲載した冊子を会場で配ったり、各団体名の表示看板を大型化したりするなど、新たな工夫も盛り込んだ。
サイコロの出目(でめ)にしたがって取り組みの説明内容を決めたり、来場者が記入したメッセージパネルを撮影してSNSに掲載したりするなど、当日参加した29団体の担当者らは、それぞれに趣向を凝らしながら日頃の活動内容を来場者にアピール。地元放送局の人気アナウンサーが、参加した全ての団体にインタビューを行う特別企画も行われた。
来場した市内在住の男性は「地元でこれだけ多くの市民活動が行われていることを知らなかったが、共感できる取り組みも多かった」と話す。
同イベントの担当者は「いい雰囲気のイベントだったとの感想を来場者から寄せられるなど好評のうち終えることができた。ボランティアや市民活動などを市民の皆さんに広く知っていただく機会になったのでは」と振り返った。