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秋田のアートスペースで美術作品展-震災がれきなど素材に20点展示

仙台市在住の美術家・青野文昭さんが制作した「がれき」が素材の美術作品

仙台市在住の美術家・青野文昭さんが制作した「がれき」が素材の美術作品

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 仙台市在住の美術家・青野文昭さんの作品展が1月29日より、アートスペース・ココラボラトリー(秋田市大町3)で開かれる。

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 一部が欠損するなどして捨てられた生活用品などを素材にした作品の制作に取り組む青野さん。親族も被災したという東日本大震災以降は、震災で発生したがれきも素材に作品を制作。秋田では初めてとなる同展では、大型の立体作品を含む約20点の展示を予定する。

 同展を企画したギャラリー・ターンアラウンド(宮城県仙台市)の関本欣哉さんは「ゴミとして捨てられた物品などを素材にした作品の制作に20年ほど前から取り組む青野さんだが、震災以降は同じゴミにもかかわらず『がれき』と呼ばれるようになるなど、制作を取り巻く環境にも変化があった」とし、「今後、海外での作品展も予定する。被災地の美術家として、国内外に発信する機会にできれば」と話す。

 営業時間は11時~19時(日曜は17時まで)。月曜・火曜定休。入場無料。2月9日まで。

 展示会に合わせて2月2日、千葉瑠依子さんと中里広太さんがダンスと音の即興パフォーマンスショーも開く。14時開演。入場料1,000円(当日1,500円)。問い合わせはターンアラウンド(TEL 022-398-6413)まで。

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