秋田県のPR誌「のんびり」編集部が、1月11日～13日に開催予定の観光ツアー「秋田内陸線に乗って表紙撮影をするの巻」の参加者を募集している。

雪深い秋田県内陸部を走る「秋田内陸線」

　県内外で活動する編集者や写真家、グラフィックデザイナーら17人が編集に当たり、県内の風物や人物の紹介を通じて地域の魅力を紹介する同誌。県イメージアップ推進室が昨年から年4回ペースで発行する。「秋田の冬の魅力を県外の読者と楽しもう」と今回、藤本智士編集長や写真家の浅田政志さんらスタッフが同行する県外在住者限定ツアーとしてを企画した。

　同線沿線や忠犬ハチ公の故郷・大館などを回りながら、酒造会社の杜氏（とうじ）や阿仁のマタギ、寒天料理名人など、同誌がこれまでに取り上げた県民をゲストに招いたトークイベントや純米酒の飲み比べ、ツアー参加者を被写体に次号の表紙撮影などを行う予定。「雪遊び」の時間も設ける。宿泊場所は奥羽山荘（大仙市）と日景温泉（大館市）。

　同誌編集スタッフの田宮慎さんは「ローカル鉄道の車窓から見る雪景色は美しい。県外の皆さんと冬の秋田の魅力を楽しむことができれば」と参加を呼び掛ける。

　参加資格は、秋田県外在住の20歳以上。定員20人。料金は2万9,800円（秋田内陸線乗車料金、食事代などを含む）。詳細はホームページで確認できる。