秋田市を拠点に音楽活動に取り組む「halos(ハロス)」が10月12日、シングルCD「笛の音が響いている」(ローリングサンダーレコーズ)をリリースした。
今年創立50周年を迎える港商友会(土崎港西1)が、同地区出身で作詞作曲とボーカル・ギターを務める草階亮一さんとドラマーの諸越俊玲さんが所属する同グループに記念事業の一環としてテーマソングを依頼。例年7月に開かれる国の重要無形民俗文化財「土崎神明社例祭・土崎港曳山まつり」を題材に、地元の景色や思い出などを盛り込みながらスローテンポの曲に仕上げた。カップリング曲は、草階さんの20代の作品「水曜日」をボーカルとピアノで再録した。
「いいことや悪いことを繰り返しながら過ごす日々で、毎年必ず繰り返し開かれる『祭り』と地元への思いを歌った。皆さんにも地元への同じ思いを重ねてもらえるのでは」と草階さん。
細川レコード店(土崎港中央1)などCDショップやライブ会場で販売するほか、通信販売にも対応する。価格は700円。