秋田市旭北錦町のオフィスビルで8月3日、大人向けイベント「秋田錦町ビルをおもしろくする文化祭」が開かれる。
入居率に悩む7階建てのオフィスビル・秋田錦町ビル(旭北錦町)の所有企業から、「ビルに人が集まるきっかけを」と相談を受けた秋田県出身者らでつくる首都圏在住者のグループ「WE LOVE AKITA」が、同エリアで開かれる「竿燈(かんとう)まつり」に合わせて企画した。
地元で文化活動などに携わる社会人や学生団体が、アクセサリー展やネイルサロン、ヨガ教室、映画上映会、ステージイベントなどを多彩に開くほか、羽後町商工会青年や八峰町の任意団体などが飲食ブースを設ける。ユーストリーム配信も行う。
「入居率が伸び悩む地方都市のオフィスビルは少なくない。空きテナントの有効な活用法は手探りだが、既存ビジネス以外にも目を向けるきっかけになれば」と同グループの簾内貴就さん。同グループ代表の五十嵐和夫さんは「『ちく』と『まつり』という言葉が含まれる『まちづくり』。地元はもちろん国内外の『まちづくり』を考えるきっかけの場にできれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は15時~20時30分。入場無料だが、フェイスブックなどで事前申し込みが必要。問い合わせは同事務局・五十嵐さん(TEL 090-5237-8049)まで。