秋田の名物お焼き「ミルク焼」を製造販売する鈴為餅店(秋田市南通みその町、TEL 018-832-4913)が7月18日、22年ぶりに「かき氷」の販売を始める。
北海道産の小豆を使った自家製餡(あん)を小麦粉で包んで焼いたお焼きが人気の同店。1991年に先々代の店主が亡くなったのを機にかき氷の販売をやめていたが、「昔ながらのシロップを懐かしむお客さまの声も寄せられていた」ことから、22年ぶりの再開を決めた。
自家製シロップがベースのかき氷メニューは、餡と練乳をかけて「ミルク焼」風味を楽しむことができる「あずきミルク」(400円)のほか、「ミルク」「抹茶」(以上300円)などを用意。テークアウト販売が基本だが、イートインもできる。
3代目店主の鈴木正一さんは「当店自慢の餡を冷たい氷と合わせて味わってもらえれば」と話す。
例年、夏季は休業する同店だが、かき氷の販売に伴い今夏は営業する。営業時間は10時~16時。日曜・祝日定休。