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藤田嗣治「秋田の行事」展示室が公開終了へ-新県立美術館に作品移転

藤田嗣治の大壁画として知られる「秋田の行事」などを展示する現秋田県立美術館

藤田嗣治の大壁画として知られる「秋田の行事」などを展示する現秋田県立美術館

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 現秋田県立美術館(秋田市千秋公園)の展示室の公開が6月30日で終了する。

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 世界的に評価の高い画家・藤田嗣治の作品中、縦3.65メートル、横20.5メートルの大壁画として知られる「秋田の行事」などを展示する同展示室。同美術館の壁画として1937(昭和12)年に描かれたが、9月28日に本オープン予定の新県立美術館(中通1)へ作品移転準備のため公開を終了する。

 今月30日まで藤田嗣治の作品を時系列で展示する企画展「藤田嗣治の祈り 平野政吉の夢」を開くほか、同21日・22日、藤田嗣治の著作「地を泳ぐ」の朗読会を大壁画の前で開く。

 開催時間は10時~17時30分。入館料は610円(70歳以上=550円、高校生・大学生200円、小中学生100円)。朗読会は、21日=18時30分~19時30分、22日=15時30分~16時30分。定員100人。申し込みは平野政吉美術財団(TEL 018-833-5809)まで。

 同美術館・美術ホールは9月1日まで営業する。

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