ワイズプロジェクト(秋田市広面字碇、TEL 018-827-4180)は9月末、インターネットによる株式取引使用に特化したパソコン「WISE(Winning Item for Stockmarket Expert)」を発売した。
同社が取り扱う株式投資分析ソフトウエア「ストックマスター」の使用方法を顧客に説明するため、1台のパソコンに2台のモニターを接続した「ツインモニター」のデモ機を試作したところ「売れてしまった」(同社)ため、「株取引向けに特化したパソコン」として一般販売を始めた。
インターネットによる株式取引を本格的に行う場合、投資分析ソフトウエアやツインモニターを利用することが一般的だが、「パソコンに不慣れな初心者にとってはソフト・ハードの両面でハードルがある」(同社)ことから、視覚的にわかりやすいグラフィカルな表示の投資分析ソフトウエアをあらかじめインストールし、株価の推移と経済情報を同時に確認しやすいようにツインモニターにするなど「個人投資家専用機」とした。「一般家庭に設置することを前提にモニターサイズは14.1インチとし、『アーム』設置にも対応するタイプ」(同社)であることにもこだわったという。
同社の工藤社長は「希望があれば操作方法の説明も行う。パソコンやインターネットのビギナーでも株式取引に関心のある人は多いので、そうした個人投資家の需要を発掘していきたい」と話している。
価格は一式388,000円。