能代市在住の画家・金谷真さんの個展が現在、秋田アトリオン(秋田市中通2)で開かれている。
月刊誌「ポパイ」で専属イラストレーターを務めた経歴を持ち、国内外で創作活動に取り組む金谷さん。同展では、金谷さんが2005年頃から積極的にモチーフとして取り上げてきた三種町の角助沼などに自生する「蓮」を描いた作品群のほか、ハワイの植物やジャマイカ人親子、アラスカの風景など、海外滞在時に描いた写実的な油彩画も出展。一辺18センチほどの0号サイズから162センチの100号サイズまで、油彩画約50点を展示販売する。
「大胆な構図の絵だが、さわやかで澄んでいるような印象を受けた」と会場を訪れた三種町在住の女性。金谷さんは「自然に描くことをテーマに作品づくりを続けてきた。絵を見た皆さんに自由な何かを感じていただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~17時まで(最終日は15時まで)。入場無料。10月30日まで。