地元産の有機玄米やぬかを使った癒しグッズ-秋田の工房が開発

保温材に秋田産の有機「玄米」や「米ぬか」を使った保温具。カバーは希少綿「オーガニックコットン」を100%使用

保温材に秋田産の有機「玄米」や「米ぬか」を使った保温具。カバーは希少綿「オーガニックコットン」を100%使用

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 工房「IKKOゆるるん」(秋田市河辺畑谷、TEL 018-881-3228)は、11月1日に発売予定のリラクセーショングッズ「ゆるるん」の予約販売を開始した。

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 同製品は「オーガニックコットン」製の袋に保温素材として秋田産「有機玄米」「有機米ぬか」などを詰め、電子レンジで加熱後に首などにあてて使用するタイプのリラクセーショングッズで、冷え性からくる背中や肩の苦しさをやわらげるため整体に通っていた同工房の嶋田育子さんが、「日常生活で使える保温具」として開発したもの。

 「同種品はほかにもあったが、私自身が化学物質に過敏だったため『敏感肌』の人も安心して使えるものを」(嶋田さん)と、「商品タグ」も「オーガニックコットン」製を特注して使用するなど、有機無農薬の素材に徹底した。

 同製品は、体の広い面にあてて使用する「大」(3,800円)、「首用」(同)、目などにのせて使用する「ミニ」(2,700円)の3種類があり、いずれも1カ月10個までの受注生産。オーガニックコットン100%素材の「レースショール」(7,500円)や「タオルカバー」(2,800円)も製作する。

 嶋田さんは「素材の『オーガニックコットン』は健康を考えて選択したものだが、使ってみると普通の綿よりふかふかしていて肌触りがよい。ウールと違って何度も洗って使うことができるのも特徴」と話している。

 「オーガニックコットン」は化学肥料や農薬を使わず、有機無農薬で栽培する「綿」で、世界の綿花生産量2千万トン中0.5%の10万トンのみが正規品として認証を受ける希少な素材。自然環境に負荷を与えず、消費者や生産者の健康を損ねないものとして注目されている。

IKKOゆるるん(いっこゆるるん)

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