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秋田のフリー誌「輪茶」が創刊20号-会社員が趣味で発行

フリー誌「輪茶(わっちゃ)」を発行する秋田市在住の会社員・石岡大輔さん

フリー誌「輪茶(わっちゃ)」を発行する秋田市在住の会社員・石岡大輔さん

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 秋田市在住の会社員・石岡大輔さんが「趣味」で発行するフリー誌「輪茶(わっちゃ)」が3月21日発行の最新号で、創刊20号を迎えた。

秋田市在住の会社員・石岡大輔さんが発行するフリー誌「輪茶」

 2007年7月の創刊以来、およそ3カ月に1回のペースで発行する同誌。A3サイズの用紙を4つ折りにした簡易な装丁で、地元で活動するグラフィックデザイナーやライターらの協力を得ながら、コラムやエッセー、地元クリエーターが制作した作品を掲載する。誌面作りに携わったクリエーターは、これまでに約100人を数える。

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 設置店は「立候補制」ながら、市内の飲食店や美容室を中心に200店以上、当初1500部だった発行部数も4000部まで増えた。誌名と同タイトルのフリーマーケット形式のイベントも、これまでに7回ほど開いた。

 最新号は20号を記念してA2サイズに拡充。これまで同誌の制作に協力してきたイラストレーターや漫画家、カメラマンらの作品を掲載するほか、取り組みを若い世代に引き継いでいけるようにと「輪茶プロジェクトの作り方」と題する石岡さんのコラムも掲載した。

 友人と交わることを避けて少年時代を過ごしたという石岡さん。高校卒業後に人との出会いを通じてさまざまな経験を得たことから、「何か行動を起こしたいけれど方法がわからないという若者は少なくないはず。そういう皆さんが最初の一歩を踏み出すきっかけになれば、との思いで作り続けている。何かを始めたいという人はいつでも声を掛けてもらえれば」と話す。